「日常生活」雑記帳 2013


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  「日常生活」雑記帳 テーマ 忘れかけている小さな工夫・営み
2013.07.27 山あいの郵便配達 ここでの暮らしで、郵便局はとても貴重な存在。都会ではたぶん「レターパック」の収集にはわざわざ来てくれないと思うのだが、こちらでは電話1本で来てくれる。ゆうパックの送り状も10枚単位で送り主の欄を印字するサービスがある。電話すると、大体のことにすぐに対応してくれて有り難い。郵便物も配達の兄さんに渡せば良い。これらのサービスのお蔭で、歩いて10分、一日1回収集のポストに行かなくても良くなった。これほど、郵便局を身近に感じたのは初めてのこと。
2013.07.17 ちょっとしたこと 山里暮らしの不自由な生活の中で、今、家のアチコチを使いやすく手直ししている。たわしを引っかけるヒートンをつけるとか、台所の出口近くに竿を横にわたすとか、ほんのちょっとしたこと。台所の物の置き方を動線を考えて見直し、壁面のフックの位置もやり直した。ほんのこれだけのことで、動き易くなる、画期的だ。飾る、お洒落にする、ではなく、ただ使いやすくすることに徹する。それが気分が良い。
2013.06.27 4Kテレビ SONY、PANAなど大手家電メーカーが揃って「4Kテレビジョン」を打ち出してる。名前が「4K」でしょ、これちょっとまずい、3Kのイメージ。一時、ハイビジョンとか喧伝していたけど、それほどのこともなかった。今時、テレビ画面にきれいさを求める人っている?それより、「粉石けん用洗濯機」はいかが?分解が簡単で、ドラムの裏側も掃除できるもの等、便利だ。うちではオーブントースターも中が掃除しやすいかで機種を選ぶ。ネットでちょっと検索すれば、いろいろな人が独自の工夫で電化製品を使いこなしていることがわかる。洗濯機の分解も同様。メーカーはそれらのことを知らなさすぎ。消費者はバカじゃない。
2013.06.25 百貨店に行った。 久しぶりに吉祥寺のデパートに行く。明る過ぎる照明、格好いい格好の販売スタッフ、当たり前だけど新品の商品、どれもぴかぴかだ。お客さんもきれいに化粧して、楽しそうに連れだってる。私の好きな「45」のショップでは、グループで来た年輩の人達が試着していた。これも時代なんだろーな、でも、何だか見る気が失せた。わがままを言わせてもらえば、もっとひっそりと自然体で見たい。
2013.06.22 着物のリメイク シンプルな装いが好きなので、これまでの和服地を使った技ありのリメイクはどうも好きになれない。しかし、少し前に買った一冊の本でその偏見が覆る。本の題名は「型紙いらずの着物リメイク・パンツ&スカート」。すごく格好良い。子ども用のパターンもある。直線裁ちだけど、今のファッションと堂々渡り合える感覚。友人からもらった大島紬と小紋の着物をほどき、試してみた。ナイス。
2013.06.17 価値の創出 物が山積され、ほこりだらけになっていると誰も振り向かない。ほこりをはらい、修理をしてこぎれいにすると、それらを欲しい人が少しずつ現れる。ちょっとした行為が大きな価値を生み出す。家の中の積み上げられた物を整理して、こんなことを考えた。まずきれいにすることだけで、物の価値が格段に増すというのは、すごいことじゃない?
2013.06.09 物の循環 自分にとって要らない物が他人の役に立つ、これこそリサイクルの真髄、先日それを体感した。息子からたくさんの不要な鉢が持ち込まれた、「あーあー」と思ったけれど、きれいに洗って一応干しておく。「植木鉢たくさんあるんだけどいる?」と友人に聞くと欲しいとのこと。そしたら彼女が知り合いの人が引っ越しでAMWAYの鍋があると言う。見せてもらったらすごく汚れていたけれど、片手鍋が欲しかったので頂くことに。磨いたら、魔法のようにぴかぴかになる。お互いに何だかハッピー。楽しい循環。
2013.05.16 健康だと家もきれいになる。 最近つくづく感じたこと。この3日くらい、風邪をひき、熱を出し、休んでいた。家の中がごちゃごちゃになる。だんだん身体が治ってくると、家がすこしずつきれいになってきた。そうだよね。自分が元気じゃないとやれないよ。今回、痛切に感じた。無理はいけない、ごちゃごちゃがリバウンドするから。
2013.05.09 アドリブが好き 再び母のこと。母も祖母も小さな小布を丁寧に取っておいて、洋服や小物などを上手に作っていた。どうもそういう体質は伝染するらしい。私も好きなのは、古着などをほどき、自分流にアドリブで組み合わせる作業。一点しか作れないジャムセッションのようなフィーリングとでも言おうか、人からもらった切れ切れになった布をうまく生かせると、ヤッターと思う。
2013.05.07 空身で来るな! これは母が良く言っていた言葉。他の人からは聞いたことがないけど、例えば台所に何かを持って行ったら、帰りも何かを持って戻れ、ということ。つまり、ぼけっとするなということ。常に何か仕事をしなさいということなんだろう。最近、良く思い出す言葉。これを実践すると、段取りが非常に早くなる。昔の人は面白いことを言う。
2013.05.05 裂き布 彼女は手作りがとても上手、編み物・縫い物・レース編みなど何でも見事に仕上げる。先日、彼女の家でいくつもの作品を見せてもらった。気が遠くなる程手間の掛かったレース編み、それを上手に布と組み合わせてカジュアルなbagにしている。シーツを裂いた布でポットマットを作り、小さなbagも完成させていた。言葉以上に雄弁な手作りの品を見ながら、おしゃべりするがとても楽しい。
2013.04.04 小さなきっかけ 深津さんから声が掛かって、麦マルの個展に彼のポストカードを出品した。私は遊びを兼ねて時々麦マルに出向き、カードの整理などをちょこっとやっただけ。期間中、ファンやお知り合いの方々が多かったせいか、カードが予想外に売れ、ちょっとびっくりした。そしたら今度は、東急Bunkamuraギャラリーでのグループ展に出さないかと誘われる。予想しないところにポストカードの出品が続く、こういうことがすごく有り難いし、とても面白い。ドラッカー曰く、予想外のことを大切にしろ、と。
2013.03.25 「やることリスト」 麦マル2での個展が終了し、一段落した。新しい仕事も少しずつ進めているので、頭の中の整理を兼ねて「things to do」のリストを作る。やるべきことを優先順に書いてみる。意外と数は少ない。一日目にやるべきことの80%を終え、さて、最後のことはと見ると「住所録の整備」だった。PCに入力した名簿を手帳サイズに変換して、種類分けしてアイウエオ順に打ち出す。これが私にはできないので、家族の協力を仰ぐ。時間と手間の掛かる仕事なので、ここ数年うっちゃらかしていた。そのお蔭で効率が悪く、不便している。これが整備されると快適なのだが・・・、まだ時間は掛かりそう。
2013.03.15 出会った人々 深津さんの麦マル2での個展の期間中、1週間に2日ほどちょこっと顔を出した。いろんな人がやってきては絵を眺め、まんじゅうを食べ、お茶を飲み、おしゃべりして帰る。初めて会う人が大勢いた。どうゆう訳か神楽坂のユニークなマンヂウカフェで会った人々。カフェの店主のユニークさが、その出会いをさらに面白くしてくれた。
2013.03.09 友人の一言 「この前していたヘアーバンド、あれ素敵ね、良く似合っていたわ。」友人からほめてもらったのはずいぶん前に買った水玉のヘアーバンド、白地と黒地・紺地の3枚を買って、長年愛用していた。「あれって作ったの?」友人は続けた。そうだよな、あんなもの簡単に縫えるはずだ。この一言が作る気持に火をつけ、伸びる生地をごそごそ探し、何枚かまたたく間に縫った。次に、別の友人からもらった手作りのターバンを思い出し、それを真似て作ってみる。これだと綿の生地(薄手)で良いので、バリエーションが出る。あー楽しい、これで春と初夏はばっちりだ。
2013.03.02 何だか紙が好きで、海外のお土産をもらった時、お土産よりも包み紙の方が気に入ったりする。大体ぐちゃぐちゃな新聞紙みたいな安い紙だ。そんな紙を後生大事に箱にぎっしり詰めている。コラージュしたり、貼り絵をしたりすることがあるが、出番は少ない。でも何か伝わってくるものがある。小さい頃の貧乏だった自分の思い出かな?まわりも貧しかった。ピカピカの紙はあんまりなかったからね。
2013.02.27 商売の教え 「新しいことにチャレンジしなければ、明日はない」らしい。その為に、これまでのことを否定するか、捨ててしまうぐらいの覚悟が必要とか。P.F.ドラッカーさんの受け売り。勉強になりますっ。
2013.02.24. 「麦マル2」で考えたこと 店に行くと大体2時間から2時間半滞留し、私は店の傍観者(観察者)となる。これが非常に面白い。1個140円の蒸しまんじゅうで商売するこの店、誰も拒否せず、しかし言うことはやんわりとはっきりと言う、いろんな人が来て、しゃべって去っていく。まんじゅうの味と開けっぴろげな店主の性格が成功の原因なのかとも思う。
2013.02.20 P.F.ドラッカー 青色申告の処理から、興味が経済へと移った。何冊か本を読み、結局最近の経済の本は「ドラッカー」の受け売りだと気付く。だったらそのドラッカーを読むか、と読んでみる。これが結構面白い。さらに、最近の経営者が彼の解説通りに経営をやっているとさえ思えてきた(孫正義も)。まだビギナーなので、大きな勘違いかもしれないが・・・。
2013.02.19 まんじゅう 麦マル2の店主はおしゃべりしながら、いとも簡単にむしまんじゅうを作る。時にはBGMに合わせて踊ったり、唄ったりしながら仕込んでいる。子どもの頃から、おばあさんがパンやまんじゅを作るのを見て育ったらしい。パリの下町のカフェで、お店の人が笑いながらケーキを作っていた光景とダブる。くそ真面目ではなく、力を抜いて作ること、これが日々の仕事でホントに大事だな、と感じる。
2013.01.31 家の仕事は、一つずつ 12月から雑巾掛けを始めたので、ローテーションで拭き掃除を済ますようになった。朝の30分で結構きれいになる。いっぺんにやろうとすると嫌気がさすので、毎日、順番にやって行くのがコツ。掃除している間に、埋蔵されていた不要な品や整理すべきことに気がつき、徐々に改善できるようになった。
2013.01.18 確定申告の準備 12月に経理処理をするつもりが、1月にずれ込んだ。青色申告会は1月21日から予約制となるので、事前の相談は19日までにやる必要がある。そのため、3日から集中的に経理処理にかかった。最初はPC入力を思い出すのも大変だったが、やっているうちに徐々に慣れる。収入も支出も少額なので、大した分量ではないが、一つ一つ処理していく内に自分の仕事が数字で整理されていくのがわかる。取り掛かるまでは喉に小骨がひっかかった感じだったが、やり始めれば大したことはない。結局、思っていたより早く青色申告会に持ち込むことができた。確定申告締切間近にやっていた頃は、気分が焦り、税務署に持ち込むと非常に混んでいて疲れが倍増した。苦手なことは、何しろ早めに取り掛かることがコツだと再確認した。


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